英国運河の旅

RIMG007217日の土曜日に、目黒のブラックライオンで行われた英国運河セミナーにおじゃましてきました。昨年の忘年会以来久しぶりにお会いしたキャプテンプークのブラウン夫妻や秋山さんのお話も大変面白かったのですが、今回一番楽しみにしていたのはこのセミナーで初お目見えとなるナローボートDVDの完成した姿を見ること・・。淳子さんや秋山さんたちが、1年ほど前から映画監督の伊藤正治さんと一緒に製作を進めてきた、ナローボートとキャプテンプークのプロモーションDVDを、今回のセミナーに合わせて販売することになったのですが、その最終段階で急遽DVDのジャケットデザインをお願いされ、私もこのプロジェクトに関わることになったのです。限られた納期の中での作業となってしまったので、仕上がりがちょっぴり不安だったのですが、会場に並べられた完成版のパッケージを見たら、なんとか無事出来上がっていたので一安心しました。セミナーの合間に流されたDVD映像の出来栄えも素晴らしく、会場に来ていただいたお客様の間からため息が漏れることもしばしば・・。このDVDを観たら誰しもナローボートに乗りたくなるに違いありません。

私たちが昨年春にイギリスでお世話になったキャプテンプークのナローボートについての説明会が今週末の3月10日(土)と、来週の17日(土)に目黒のパブ・ブラックライオンで行われます。ナローボートの情報をそのボートの持ち主からうかがえるのはかなり貴重です。ご興味のある方はどうぞふるってご参加ください。特に日本人の淳子さんが案内してくださるのでイギリスでも安心して楽しい旅行をさせていただきました。今年はだんな様のアンディさんもボートに乗られるそうなのでますます楽しくなりそうですね!しかも今回、ボートの様子やイギリスでのボートの借り方などの情報が満載のDVDも販売されるそうです。(ちなみにDVDのジャケット等のデザインはyouthkeeさんが関わりました。なかなか素敵に仕上がっていると思います。)私たちもぜひ参加したいな、と思っています。
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RIMG0114新婚旅行のときに撮影したストラトフォードの写真が、海外の旅行案内ソフト「Schmap」に掲載された、という話は以前紹介しましたが、今度はブログを見た出版社の方から書籍へ掲載させて欲しいという依頼メールが来ました。今回写真が載ったのは、「シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方」というホームズにまつわるガイド本で、私がロンドンのシャーロック・ホームズ博物館で撮った写真が計4枚掲載になりました。ホームズ博物館にはホームズにまつわる物品や、ホームズの時代を伝える様々なモチーフが揃っているので、博物館の紹介のみならず全編に渡って取り上げられています。もちろん、シャーロック・ホームズ博物館はロンドンでも有名な観光地なので、資料として写真を手に入れるのはそれほど難しくない気もするのですが、ごく最近の様子がネットを通じて手軽に見つかったため、私の写真が採用になったのだと思います。そして、旅行中はharukaさんに「カメラ小僧」と迷惑がられながらも、執拗なまでに色々な箇所の写真を撮りまくっていた私の執念が、編集者さんの心の琴線に響いたのかもしれませんね・・。

blacklion1.jpg昨夜は新婚旅行のときにお世話になったキャプテンプークのブラウン淳子さんや、運河研究家の秋山岳志さんが主催する忘年会へ行って来ました。場所は目黒にある英国風パブ「ブラックライオン」。忘年会の日時や場所は、お二人のブログやメルマガ等で告知されていたので、特に連絡せずにふらりと顔を出したのですが、アットホームな雰囲気にすぐに打ち解けました。店内の雰囲気はまさに英国パブそのものだったし、「忘年会」といえどもパブなので、各自一杯ずつ清算するという気軽なスタイルがよかったです。私たち夫婦の他にも、淳子さんのクルーズの体験者がふらっとやって来たり、他にも船や運河が好きな人ばかりが集まっていたので、楽しい思い出話に花が咲きました。半年ぶりに再会した淳子さんには、新婚旅行のときの写真と一緒にクリスマス・プレゼントとして、あなぐまビル・シリーズの「船のクリスマス」を渡したのですが、これが思いのほか喜ばれました。

RIMG0691この日は珍しく早く目が覚めたので、朝食前の散歩がてらLowsonfordの町の様子を見て回ることにしました。ボートを停めた所のすぐ目の前に、昨晩夕食を食べた巨大なパブがあり、その後ろに幹線道路と町並みが広がっているのですが、そこまで行くには再び橋のところまで戻って、ぐるっと回り込まなければなりません。朝の光に照らされた家々は昨日とはまた印象が違って、どの家も大きくて綺麗に手入れされた庭に囲まれているので、まさしく「理想の家」といった趣を感じさせます。ただ、歩いていてもあまり人気を感じないので、パブにもたくさん駐車場があったように、この辺まで来ると車での移動が主体になっているのかもしれません。ナローボートだったらそんな田舎の住宅地のただ中に、突然ぽっかりと出現することができるのが、他にはない旅の楽しみだと思うのです。

schmap060929-1.jpg新婚旅行のときに撮ったイギリスの写真をFlickrにアップしまくっていた私ですが、先日FlickrMailに英語のメッセージが届いていて、読んでみるとどうやら私の撮ったストラトフォード・アポン・エイボンの写真を使用させて欲しい、というオファーのようでした。メールはSchmapという旅行案内ソフトを作っている会社のスタッフからのもので、トラベルマップ掲載への了承ページもボタンを押すだけという極めてスマートな作り・・。Schmapでは、Flickrのコモンライセンスの設定で「非商用利用OK」としている写真を幅広く探索して、自動的に自社のソフトウェアに取り込む仕組みを構築しているようなのです。私はFlickrを使い始めた当初から、Flickrへ写真を投稿することはネット社会に対する自助努力、いつか誰かの役に立つに違いないと感じていたのですが、こんな風に網を張って効果的に活用する企業がいるとは、さすがに欧米のネット文化は進んでいますね。早速Schmap Playerをダウンロードして使ってみたところ、欧米を中心とした各都市のマップが自在に拡大縮小し、ホテルや観光スポット等の説明が写真入りで閲覧できる、という優れもの。フライトシミュレータまで搭載して話題沸騰のGoogle Earthに負けず劣らず、画期的なサービスだと思いました。

RIMG0584さて、お使いを言いつけられた私たち2人は、船を降りて久しぶりの地上へと繰り出しました。こんな風に運河を越えて知らない町に降り立つのは、まるで絵本の「風のまにまに号」の一節を髣髴させるような、ワクワクと胸踊る体験です。5分ほど歩いて菜の花畑の広がる田園地帯を抜けると、大きな看板が現れ、Farm Shopの入口が見えてきました。Farm Shopの中にはガーデン用の木製家具を扱うお店や、カントリー調のキッチンツールが並ぶ雑貨屋さん、オシャレな画材やレターセットが詰まった文房具屋さんなど、どれもセンスのいいお店が平屋造りに連なっていました。ある店内の一角では、店主のおじさんが納品用のキッチンセットの図面を描いていたりして、そんなところにも田舎ながらに洗練された物作りの精神が感じられます。下北や自由ケ丘でよく見かけるオシャレな雑貨屋さんは、遠く離れた国に実在するこういったお店をモデルにしてるんだろうなぁ、と妙に納得させられる瞬間でした。

FORBIDDEN PLANET

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RIMG1512さて、このカテゴリーでは時系列順の旅行記と合わせて、私がロンドン滞在中に見つけたおすすめスポットを思いつくままに紹介しているわけですが、続いてお届けするのはコヴェント・ガーデンの駅からほど近くにあるこちらのお店・・。マンガやアニメ、TVドラマなどの関連グッズを集めたサブカルチャーの宝庫「FORBIDDEN PLANET」です。といっても、このショップに置かれた商品群の中で、何よりも存在感を放っているのは、日本発のマンガ・コミックスです。日本の漫画が欧米に広まっていると聞いてはいたものの、新作・旧作問わず、まるで日本にいるのと変わらないほど豊富なラインナップを見せられると、改めて驚かされます。そんな中、日本人の私が個人的に興味を惹かれたのは、海外の映画やドラマ等のキャラクターグッズを扱うゾーンだったのですが、ここで私は思いも寄らぬ掘り出し物にめぐり合うことになるのでした・・。

RIMG0538クルーズ2日目の最初の目玉ポイントは、アクアダクトすなわち「水道橋」です。ナローボートが水門を使って高低差のある進路を次々と進んでいることは、前回までの説明でお分かりいただけたと思うのですが、そうして高い所を通過しているので、当然道路や線路とダイナミック交差する水道橋のようなポイントも、要所要所に出てくるのです。運河なのに高い橋の上を航行しているなんて、にわかには信じられない不思議な話に聞こえますが、水道橋の上から見下ろす景色は実に気持ちがよく、アトラクションさながらの迫力が満点です。どこまでも続く線路に、見渡す限りの草原で草を食む羊たち・・。せっかくなので水道橋を渡り切ったところでいったん停泊し、橋の下から水道橋の様子を見てみることにしたのですが、地上から見上げるナローボートの姿は、まるで細い線路を行く「きかんしゃトーマス」そのものでした。知らない人が見たらとても船とは思いませんよね・・。

RIMG0982ロンドン・メリルボン駅からほど近いベイカー・ストリートにあるシャーロック・ホームズ博物館。言わずと知れた名探偵を記念して作られた博物館ですが、小説の中でのホームズの住所「ベーカー街221B」とされる場所に建てられていて、2階部分にはホームズの住んでいたアパートの居室等が再現されています。もちろん架空の人物なので、ミュージアム内に展示されているインテリアや物品等は全てイメージの産物に過ぎないのですが、ホームズや推理小説(もしくは名探偵コナン)を愛する者としては、やはり足を運ばずにはいられません。ホームズやワトソンの姿は不在でしたが、家の前にはベルボーイの青年が立っていて、館内にはメイドと執事がうやうやしく働いていました。よほど日本からの観光客が多いのか、彼らは挨拶程度の日本語は普通にしゃべれるし、入館時に何も言わなくても日本語版のパンフレットを渡してくれました。彼らにとって中国人と日本人を区別するのは至難の業のはずなので、よほどの手だれに違いありません・・。

RIMG0447雨やあられの降り注ぐ中、11個もの水門を次々に突破してようやく小休止、という頃には嘘のように雨が上がってしまい、カラリとした晴れ間があたり一面に広がっていました。こんな具合だから、イギリスと山の天気の変わりやすさには着いていけません・・。淳子さんとの事前の打ち合わせでは、この日は途中で通過するウィルムコート(Wilmcote)という町で買出しを行い、1日目の夕食は船内のキッチンで自炊する予定になっていました。そのため、橋の近くでウォーキーズ号をいったん係留し、3人で道路を歩いてWilmcoteの町へと繰り出しました。この近辺では一軒しかないという雑貨屋さんで食料を買い込み、ついでに隣にあるパブで「お疲れさま」の一杯を軽く引っかけて行こう、という段取りです。Wilmcoteには、シェイクスピアの母親であるMary Ardenの家があることでも知られていて、ストラトフォードのシェイクスピアの生家を始めとした「ゆかりの地」めぐりのコースに組み込まれています。

honeymoon060629.jpg新婚旅行3日目(5/29)からいよいよ3泊4日のナローボート・B&Bクルーズが始まります。朝10時に、昨日足を伸ばしたエイボン川ほとりの観光案内所でキャプテンプークの淳子さんと待ち合わせしていたので、マックでさくっと朝食を済ませて現地へ向かいました。待ち合わせ場所に現れた淳子さんは、非常に快活で明るい方だったので、ひと安心・・。ところが、淳子さんの話では数日前からエイボン川が増水してしまい、ボートが乗り入れできなくなってしまったそうで、歩いて5分ほど先のストラトフォード運河の係留所まで荷物を持って移動することになりました。町の裏通りを抜けて橋を渡ったところに、細い運河と馬ひき道が見えてきました。その傍らに美しいブルーの船体を覗かせているのが、今日から4日間の私たちと旅路を共にすることになるウォーキーズ号です。

wagamama

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wagamama今ロンドンで爆発的人気の日本食レストランがこのwagamama。ロンドンのあちこちで店舗を見かけたかと思えば、連日溢れんばかりのお客で賑わう大盛況ぶり・・。イギリス人にとっては珍しいのかもね~、というレベルをすでに通り越し、ロンドンっ子のスタンダードになりつつあるカジュアル日本食の実力を確かめるべく、新婚旅行最終日の夕食に食べてみることにしました。この日は金曜日だったので、早くからロンドン中のパブに人々が殺到していましたが、ロンドン橋の真下にあるwagamama london bridge店でも20分~30分ほど並ばなければ中に入れませんでした。日本人が日本食を食べるために並んでいるというこの不思議な構図・・。これでまずかったらどうしよう、と一抹の不安を覚えながら、店員さんに渡されたメニューに目を通すと、yaki soba、cha han、miso ramen...とおよそ考えられる日本のカジュアル・フードは揃い踏みのようです。何より「ここのyakisobaがうまいんだぜ!」とはしゃいでいる行列客の熱さにその人気の高さがうかがえました。

honeymoon060529-1.jpgさて、この日はB&Bクルーズの出発地点であるストラトフォード・アポン・エイボンまで移動しなければならなかったのですが、ロンドンからは鉄道National Railで約2時間半ほどかかります。事前にネットで調べてきた時刻表では、12:22パディントン発の直通列車に乗る予定だったのですが、切符の購入に手間取ったり、ホームで迷ったりしているうちにうっかり乗り遅れてしまい、その後飛び乗った別の列車も何やらアナウンスが流れて運行休止になった模様・・。そうなってしまうと、直通列車は極端に本数が少ないので、その都度人に聞きながら乗り継ぎを繰り返すしかありません。そんなわけで、トラブル続きの珍道中が幕を開けたのでした。

honeymoon060528-1.jpg新婚旅行2日目はリスとの出会いから・・。イギリス到着日である前夜は9時頃にはすっかり眠りについていたし、時差ボケもあるのでこの日は早朝から目が冴えて仕方ありません。そこで早起きは三文の得、とばかりに夫婦で朝食前に朝の散歩に繰り出しました。ホテルのすぐ前が広大な自然の広がるハイドパークなので、こんなときのロケーションには最高です。日中には大勢の人で賑わうハイドパークですが、さすがに朝6時ともなるとジョギングの人がたまに通り過ぎる以外はほとんど人気もなく、極めて神秘的な雰囲気です。そんな中、ピョンピョンッと人懐っこいリスが現れては木に登ったり、茂みの中を飛び跳ねるウサギを見かけたり、野生のブラックバードや白鳥にまで出会えて、まさしく動物のオンパレードでした。

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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