日本でも何かと話題になった海外ドラマ「HEROES シーズン2」を観ました。シーズン1の衝撃的なラストから四ヶ月後、一体何があったのか登場人物たちの環境はガラリと変わっています。なぜか生還したネイサンは、政治家の夢はおろか、アル中で飲んだくれていて妻子とも離縁。ニキも夫に先立たれ未亡人となっており、息子のマイカもなぜか里親に預けられるという複雑な状況に・・。細かい経緯を一切後回しにした上で、淡々と群像劇を描いていく手法は相変わらずで、たくさんの「?」マークを置き去りにしたまま、新たな驚異へと視聴者の関心をシフトしていきます。そうはいっても、暗いことばかりではなく、クレアは転校先の高校で恋に落ちるし、なぜか記憶喪失の状態で発見されたピーターも徐々に能力に目覚めて大活躍・・。さらにシーズン1のラストで戦国時代へタイムスリップしてしまったヒロの武勇伝と、ちょっぴり切ないロマンスも見逃せません。例によって日本の時代考証はメチャクチャで突っ込みどころ満載ですが、日本人女優・田村英里子の活躍ぶりには素直に賞賛を送りたいものです。
VAIOとPSPでTV生活
スカパーのスーパードラマTVで放送中のドラマ「HEROES」が最近佳境に入ってきて面白い。ある日世界中のあちこちで同時多発的に超能力に目覚めた主人公たちが、ニューヨークを襲う未曾有の大惨事を阻止するべく奮闘するというストーリー。こう書いてしまうと、普通のヒーローもののように聞こえるのですが、彼ら一人一人が普通の生活を持っていて、自分の能力に戸惑いを感じこそすれ、およそ一致団結しようとはせず、バラバラに行動するのだから、一筋縄ではいきません。そんな一見ちょっと不思議系ホームドラマを、一本の糸に紡いでいるのが、未来を予知するアイザックと、時空を操るヒロという2人の存在。時間の前後関係すら平気で超越していまう、ダイナミックなストーリー展開が、思わずくせになってしまうシュールな魅力なのです。
スカパーのフジテレビ721で放送していた陣内孝則主演のドラマシリーズ「名探偵 明智小五郎」を見てみました。このドラマ、リアルタイムで見たことはなかったのですが、最近の「探偵学園Q」や実写版・名探偵コナンなどのドラマを見ていると、陣内孝則の存在感ある演技に何かしらパロディめいたものを感じずにはいられませんでした。あの探偵としてのこなれた風格は、全てこの「明智小五郎」シリーズから脈々と受け継がれたものだったんですね・・。若かりし陣内孝則が演じる明智小五郎を見てしまうと、この人以上に明智小五郎にふさわしい役者はいない、と思わせられる不思議な迫力があります。伊武雅刀をはじめとした脇を固める役者陣や、昭和初期の雰囲気を忠実に再現した時代設定もいいのですが、何といっても「古畑任三郎」で有名な本間勇輔(音楽)&星護(演出)というゴールデンコンビが作り出す、コミカルでドラマチックな作品世界が絶妙でした。今だ熱心なファンを生みながらも、DVD化されてないことだけが残念なこのドラマ。ぜひとも「たのみこむ」で製品化を実現させたいところですね。
昨日からNHKで放送が始まったイギリスBBC製作のSFドラマ「ドクター・フー」を見てみました。「ドクター・フー」の存在は、去年新婚旅行でロンドンに行った時から知っていて、それ以来ずっと気になっていました。コミックやキャラクターグッズを扱う「FORBIDDEN PLANET」というお店で、以前NHKで放送していたドラマ「宇宙船レッドドワーフ号」のグッズと並んで、この「ドクター・フー」のグッズがかなりイチオシといった感じで前面に押し出されていたのです。レッドドワーフと同じく英国流のウィットに富んだB級コメディかと思いきや、よくよく調べてみるとこの「ドクター・フー」、1960年代からシリーズの放送が続いていて、イギリス人なら誰もが知ってる世界一の長寿ドラマなのだとか!当然、主役のドクター・フーも歴代様々な俳優が演じていて、今回の新シリーズでは9代目になるそうです。これはもう、日本で言えば「水戸黄門」みたいなものか・・?はたまた、歴史・タイムトラベルものという側面で見れば、イギリス版「まんがはじめて物語」のような存在とも言えるのでしょうか??色んな意味で見逃せない作品になりそうです。

5月からNHKで放送が始まったSFアニメ「電脳コイル」
を録画して見てみました。202X年の近未来、世界中の人々は『電脳メガネ』と呼ばれる眼鏡型デバイスを身に付けていて、携帯もインターネットも全て電脳メガネを通して情報を引き出し利用している・・。現実世界と電脳空間が完全にオーバーラップしているため、主人公ヤサコ(優子)が連れている犬のデンスケも、メガネを通して見ないと目に見えない『電脳ペット』だったりと、かなり独自のテクノロジーが蔓延しています。それでも物語の舞台となる大黒町は、神社や駄菓子屋といった昔懐かしい日本の風景が広がるほのぼのとした街並みで、次々に登場するSFモチーフとのギャップがまた絶妙な味わいとなっています。元気いっぱいの姉妹が引っ越してくるところから話が始まり、ススワタリみたいな電脳ペットに出会ったりと、思わず「となりのトトロ」を彷彿してしまう部分が多いのですが、毎回先の読めない展開に目が離せません。『ドメイン』とか『メタタグ』とか、IT用語がさりげなく頻出するので、PC好きの方やIT戦士にもぜひおすすめです。
VAIOに録画しながら見ているので、ずいぶん遅ればせながらのレビューになってしまいますが、フジテレビ系列で放送している新ドラマ「わたしたちの教科書」に注目しています。電車男の伊藤淳史と菅野美穂が主役を好演していて、さらに第一話で無念にも転落死してしまう女子中学生役に、「女王の教室」で子役ながら抜群の演技力を発揮し、その後「14歳の母」で着実に『女優』としてのスケールアップを果たした志田未来が演じています。普通だったら金八先生みたいにイジメが深刻化する前に、それを阻止する方向で話が展開すると思うのですが、このドラマでは生徒が自殺してしまった後から物語がスタートし、それ以前にはイジメの兆候が全く見られない、というところにリアルな怖さがあります。病んだ教師たち、マニュアル主義で心の込もっていない学校側の対応、真実に無関心な人々・・。全てが現実の社会をそのまま切り取っているかのような、そんな絶望的な状況に立ち向かうのが、新米教師と弁護士の2人。彼ら自身も決して頼もしい存在でないというのが、このドラマの面白いところであり、ついつい続きが見たくなってしまうポイントだと思います。わたしたちを取り巻く悲愴な現実を前に、小さな奇跡は起こるのでしょうか?
私がスカパーに加入しているのは、いつでも最新のニュースやマーケット情報をチェックできるから、という理由も大きいのですが、やっぱり映画好きの自分としては、スター・チャンネルで新旧の名作映画をいつでも観られる、というメリットに勝る動機はありません。スター・チャンネル(ch.315)では気になるハリウッドの新作・話題作をもれなくチェックできるし、スター・チャンネル クラシック(ch.317)ではふとした時に観たくなる往年の名作をカバー、スター・チャンネル プラス(ch.316)の吹き替え放送は難解な映画や「ながら見」したいときなどに使い分けられます。つまり、この3つのチャンネルがセットになったスター・チャンネル マルチプレックスに加入しておけば、24時間いつでも好きな映画に触れられる、快適映画ライフが手に入るのです。私の場合、VAIOの予約録画と組み合わせて観たい映画を次々ハードディスクにストックしながら消化しているのですが、一番の悩みは忙しくて観る時間が不足気味なこと・・。たまの週末にスター・チャンネルの映画をホームシアターに投影して、どっぷり映画館気分を楽しむのが休日の一番の楽しみです。
これまでもたびたびこのブログで取り上げてきたゲームサイト「なつゲー」ですが、残念ながら今月いっぱいをもってサービス終了することになってしまいました。いつでも手軽にオンラインでファミコン・ゲームが楽しめる「なつゲー」が終わってしまうのはさびしい限りですが、そのラストを飾る最後のビッグ・イベントとして、約3週間に渡る「なつゲー無料開放」が実施されるそうです。開放期間は、本日3月8日の16:00から3月30日13:00まで。これまでゴールドを購入しなければプレイできなかったなつゲー全23タイトルが、無料で遊び放題になるというのです。これはほんとに嬉しい置き土産ですね!せっかくなので、この機会に思い出のゲームたちを思う存分プレイしてみたいと思います。個人的には、ゲームセンターCXで昨年末に行われたファン感謝デーの放送で、有野さんが800人の観衆の面前でマイティボンジャックをクリアする、という奇跡を巻き起こしたのが感動的だったので、ぜひ私もマイティボンジャックの自力クリアを目指してみたいな、と思っています。
3D空間を楽しむバーチャルゲームという枠を飛び出し、リアルマネーが絡んだ企業プロモーションや土地の売買にまで発展していることで話題のSecond Life(セカンドライフ)ですが、とりあえず私も興味半分でアカウント登録してみました。メニューが全て英語なので、語学的なハンデが大きいのですが、まずは『初心者島』と呼ばれるエリアでのミッションをクリアしないと外界に出れないようなので、頑張って修行中です。まずは『移動』の訓練からはじめたのですが、まるでピーターパンのように自由に空を飛び回れるというのがとっても新鮮・・。もちろん仮想空間だから何でもありなのですが、これは爽快で気持ちいいですね。Second Lifeの中には、すでにブックオフやミクシィ、CNET Japanなどの支店も出ているそうですが、まるで新たな企業の見本市みたいな感覚でしょうか?早く一人前になって覗きに行ってみたいものです。
皆さんは数年前にNHKで深夜に放送していた「ダーマ&グレッグ」というドラマをご存知ですか?私たち夫婦はこのドラマの大ファンで、昨年の12月に待望のDVDが発売されたと知って、さっそく入手しました。(ちょうどXmasの頃に届いたので、まるでわが家にとってのXmasプレゼントのようでした)サンフランシスコを舞台に繰り広げられるドタバタ新婚生活を描いたホーム・コメディなのですが、個人的な見所は製作側がニューエイジやヒッピー文化に精通しているためか、天然ヒッピー娘のダーマがすごくリアルに感じられるところです。出会ったその日に電撃結婚してしまうダーマとグレッグですが、ダーマの家庭は元ヒッピーで母は菜食主義、父は昔ドラックをやりすぎて物忘れがはげしい反体制派。一方検事であるグレッグは上流階級出身で、父は大企業の社長、母はチャリティーパーティが趣味で自分の思いどうりにならないと気がすまない性格。それぞれの親が、自分が正しいと思って主張するのだから、すぐけんかになり・・。そのバトルは一貫してドラマの見所になっています。
1/10から放送が始まった新ドラマ「ハケンの品格」に注目しています。「アンフェア」の頃から人気急上昇中の篠原涼子が、またもや男まさりのカッコいい女キャラ全開で、見るとスカッとサワヤカな気分にさせてくれます。特Aランクのスーパー派遣社員・大前春子は、時給3000円の高給取りで、定時の6時0分になると何があってもキッカリ帰ってしまい、協調性はゼロ・・。ただし、ひとたび仕事をやらせればお茶汲みからプロジェクト管理まで、どの社員よりも有能に仕事をこなし、いざというときには26の難関資格を駆使してすごいスキルを発揮します。自分一人だけの力と責任で生きていこうとする主人公の姿は、終身雇用・年功序列という価値観に縛られた日本企業に対するアンチテーゼに違いありません。「正社員は使えないので要りません」「派遣なんて赤の他人と一緒に仕事したくない」・・・ことあるごとに対立するスーパーハケンと熱血正社員、どちらの言ってることも正論だから見ていて面白いです。派遣の契約期間がドラマの1クールと同じ3ヶ月だったり、タイトルがかの有名なベストセラー「国家の品格」のパロディになっているのも、洒落がきいていていいですね。
私が毎朝PSPに録画して見ているニュースバードですが、13日の放送でなんとニュースバードが制作する動画ニュースが、渋谷や新宿の駅構内に設置されたスクリーンに配信されるとの発表がありました。音を出さずに映像と字幕だけでニュースを伝える新方式を採用していて、ネットを通じてこのように動画ニュースを配信するのは全国で初の試みだそうです。ニュースバードはTBSが1998年からスカパーで放送しているニュース専門チャンネルで、24時間いつでも最新のニュースがチェックできることを売りにしています。今回、そのニュースバードのコンテンツが街角に飛び出すことで、さらにいつでもどこでもチェックできるニュースチャンネルとして、バージョンUPを果たしたといえるのではないでしょうか?同じくスカパーで放送中のブルームバーグ・テレビジョンも、街角の風景としてすっかり定着しているし、真に優れたコンテンツは、地デジやワンセグなど新しいプラットフォームの到来を待たずして、自然とユビキタス化(偏在化)していくものなのかもしれませんね・・。
今朝のモーニングサテライトを見ていたら、11/23の感謝祭にニューヨークで行われたパレードの様子が放映されていて、巨大なピカチューが街をねり歩く姿が目に飛び込んできました。なんでも、ニューヨークでは今年で80年目を迎える好例のパレードで、毎年様々なキャラクターをかたどった巨大バルーンを飛ばすのが習わしだそうで、中でも日本発のPOKEMON(ピカチュー)は人気の的だったのだとか・・。日本の漫画・アニメの力を再確認しながらも、こんなゴージャスでスケールの大きいお祭りを毎年やってしまうアメリカ人のパワーには改めて脱帽してしまいます。NYではPS3やWiiの発売イベントも夜通しとてつもないスケールで行われていたようですが、これもアメリカの消費力・経済力の賜物と言えるのではないでしょうか?奇しくも、アメリカでは感謝祭の終わりは年末商戦開始の節目(ブラックフライデー)とも重なり、空を舞うピカチューの姿は、絶好調の米国株相場をますます押し上げる『福の神』となるかもしれませんね。
10/3に放送していたアンフェア the special「コード・ブレーキング-暗号解読」を見てみました。過去にも「QUIZ」や「眠れる森」などサスペンス系ドラマの名作は数あれど、スペシャル版としてカムバックを果たし、さらに続編として映画版の製作まで決まったというケースは初めてではないでしょうか?これもひとえに、篠原涼子演じる女刑事・雪平夏見のキャラクターあってこそのものだと思いますが、犯人死すともテロリズムは死なず、といった感じで無限増殖的かつ匿名性のまま繰り広げられる犯罪の連鎖が、いくらでも続編を可能にしているもう一人の主役と言えそうです。今回は物語のメインテーマでもある父の死の謎に迫るため、公安内部に潜入した雪平が新たな犯人の出現に翻弄されます。相変わらず、手に汗握る緻密な情報戦といい、緊迫感を盛り上げる独特な電話の着信音といい、同日深夜からシーズン4の放送が開始されたTWENTY FOURを髣髴させるモチーフには事欠きませんが、今一番カッコいい女優・篠原涼子には、ぜひ和製サスペンス・アクションの金字塔として歴史に残る作品になるよう、映画版の撮影終了まで頑張って欲しいと思います。
風のまにまに号
