ぼくのなつやすみ2~4日目

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diary090917-1.jpg夏休み4日目。この日は、ちょうど山形県の無形民俗文化財にも指定されている伝統芸能「小松豊年獅子踊」が行われる日だったので、朝からダリヤ園のほど近くにあるお寺・大光院まで車で出かけました。harukaさんには以前から獅子踊りの話は聞かされていたのですが、てっきり普通の「獅子舞」のようなものかと思っていたら、全く違うイメージだったので驚かされました。豊年獅子踊は、豊作を祝う踊りで、3匹の獅子役の人と、花笠をかぶった6人の早乙女の笛と太鼓の舞いで構成されています。いわゆる獅子舞とは違い、獅子役の人も一人一人獅子のお面をかぶっているので、より身軽でダイナミックなアクションが可能だし、クライマックスの「火の輪くぐり」なども、実に迫力のあるアトラクションでした。山形で有名な「花笠音頭」と獅子舞のコラボという感じもするし、地域ならではの伝統芸能をこの目で見ることができて幸運だったと思います。昴もこの出し物には興味津々で、ママの背中におんぶされたまま、真剣なまなざしで獅子の舞いを見守っていました。

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「小松豊年獅子踊」は、朝9時の大光院での開演を皮切りに、この日一日をかけて町中の5箇所のポイントで奉納されました。それだけ町を上げてのビッグなイベントだということが窺えますね。獅子の踊りには農作業の仕草が織り込まれているということで、鎌で稲を刈るような振り付けが印象的でした。肝心の「火の輪くぐり」のシーンは、あっという間の出来事だったのでシャッターには納められなかったのですが、実に見事な跳びっぷりでした。

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個性豊かな獅子の舞いと、真剣に見守る昴。

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一通りの奉納が終わると、踊り手たちが深々と一礼をして1回目の公演が終了。大勢のギャラリーの拍手に見送られながら、ステージを降りていきました。次の会場へ向けてまた旅立っていくのでしょう。ギャラリーの方々も、早々に四散していきましたが、そのうち少なからぬ人が次の公演も追いかけ、続けて観覧するようでした。こうして町中がお祭りムードに包まれている雰囲気も、なかなかいいものですね。

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続いてこの日は、引率のおじちゃんの計らいで、昴を社会科見学に連れて行ってもらいました。まずは、山形の農業を語る上でかかせないライスセンター(写真左)へ。この施設では、収穫したお米を綺麗に精米するそうなのですが、巨大なタンクの壁面に地元の中学生 芸術大学の学生が考えたアート作品が描かれています。これ、何が描かれているか分かりますか?

答えはなんと「牛の胃袋」だそうです!4つのタンクに、4回に分けて咀嚼する牛の胃袋をあしらうとは、なんともアバンギャルドな作品ですね・・。続いて、「牛」つながりで、今度は山形名産の「米沢牛」の生産現場である牛舎(写真右)へ連れて行ってもらいました。

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広々とした牛舎の中では、ちょうど牛さんたちが食事中のようでした。モグモグと藁を食べる牛さんたち、なんとも美味しそうですよね。こういった健康的な食事と、快適な生育環境から、美味しい米沢牛が作られるのでしょう。ここで昴も、生まれてはじめて牛さんと対面。生来の動物好きの昴なので、巨大な牛を見ても全く臆することなく、愛しそうに牛さんの鼻にタッチしていました。

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続いて向かったのは、牛舎棟に併設して建てられている「堆肥センター」。巨大なビニールハウスのようなこのドーム内には、運動場ほどもある空間が広がっていて、田畑を育てるための堆肥が作られているのだとか・・。ドームの端の方に積まれた土に向かって、ウィンウィンと無人で動く機械がしきりに堆肥をかき混ぜている様子は、近未来を描いたSF映画を見ているようで、私にとっては一種異様な光景でした。

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昴はというと、とにかく広い空間で自由に歩けるのが嬉しくて仕方ないようでしたが、今度は車の下でかわいい猫ちゃんを見つけて首ったけです。「ニャァァ」と猫なで声を出して、しきりに手を伸ばしていて、帰るのを説得するのも一苦労でしたが、本当にこの人は動物が好きなんですね・・。

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その後、家に帰って一休みした後、今度は近所に散歩へ行きました。家の裏手の田んぼの畦へはじめて降りたって、自分の足で歩く昴。ここでも、道に落ちている石ころや藁を口に運んでしまって大変でしたが、おじいちゃんが育てた稲を目にした感想は、どんなものだったのでしょうか?これが、昴が毎日食べているお米なんだよ。

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続いて近所を歩いていると、近くの農家の方に採れたてのトマトをいただきました。こんな差し入れを突然いただけるのも、田舎ならではの醍醐味・・。昴に手渡すと、いつもの通りガブッとそのままかぶりつき、美味しそうに食べていました。昴は、丸かじりできる果物や野菜が好きで、特にトマトが大好物なのです!

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ついでに公開しておきたいのが、昴のスイカ食べシーン。夕食時に切ったスイカを与えたら、スプーンで食べるのがまどろっこしかったのか、パクッとかぶりつき、カブトムシのようにチューチューと吸っていました。その後、吸うのも面倒になったのか、今度は手掴みでスイカを持ち上げ、直接口に運ぶというダイナミックな行為に・・。わが子ながら、なんともワイルドな子に育ったものですね。。

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さて、夕食後の午後8時から、昨日訪れたダリヤ園で納涼祭りが開かれ、花火が打ち上がると聞いたので、昴を連れて家族3人で行ってみることにしました。夜ということもあり、はじめてのharukaさんの運転で母親と離れるのが不安だったのか、チャイルドシートに座らせた昴がギャン泣きするというトラブルがありましたが、なんとか会場のダリヤ園へ到着。車から降りるとケロッと落ち着いた昴を連れて、ダリヤ園の門をくぐると、昼間訪れるのとはずいぶん違った印象・・。「夜祭り」独特の雰囲気に包まれた園内を歩いていると、自然とワクワクしてくるものです。

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ライトアップされた園内の中程に進むと、広場では午前中に見た「豊年獅子踊」の最後の部が行われていました。日中を通して行われた町内巡業の終着点が、このダリヤ園ということなのでしょう。出店で賑わう園内で、楽しく飲み食いしている市民の方々と一緒にアナウンスを待っていると、いよいよ花火が始まりました。大勢の観客で賑わう大規模な花火大会もいいですが、こうした素敵なスポットで小じんまりと楽しむ花火も味があっていいものですね。ダリヤ園で見ると、なんだか花火の形もダリヤの花のように見え、またライトアップされたダリヤの花との競演も幻想的でした。

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そんなわけで、いつもと違った思い出がたくさんできた夏休みでしたが、私は一足先にこの翌日自宅へ帰ったので、今回の夏休みレポートはここまで。昴とharukaさんは、さらに一週間ほど山形に残って夏休みを過ごし、はじめての手持ち花火をやったり、蝉を捕まえたりと、他にも夏休みらしいエピソードが色々あるようなのですが、それはまた別のお話・・。また別の機会にお話しすることにしましょう。皆さんは、どんな夏休みを過ごしましたか?

<関連サイト>
「小松豊年獅子踊」

コメント(1)

夏休みに思いっきり外で遊べて昴も私も一回り成長しました。田舎はレジャーは少ないけどお祭りや地域の人とのふれあいが濃いのでおもしろいね。
そして、ライスセンターは地元の芸術大学の学生の作品だと聞いたよ。だからあそこまでアートなんだよ!!

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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