山河の湯

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さて、怒涛の結婚式準備が終わってようやく一息着いたゴールデンウィークに夫婦で向かった先は、念願の『温泉めぐり』です。といっても、「庭の湯」とか「ラクーア」といった都内のテーマパーク型温泉施設ばかりめぐっている私たちが今回足を運んだのは、世田谷にある温泉郷「山河の湯」です。驚くほどの巨大施設でありながら、二子玉川駅から無料送迎バスで1分ほどの好立地・・。実は結婚に先立って先月の14日に田園都市線沿線の二子という所に引越しをしたので、今度はこちらが近場になりそうです。

まず、二子玉の高島屋前辺りに行くと『銀河鉄道』のような形をしたバスが止まっているので、これに乗り込むと小高い丘を登った先にある「山河の湯」まで連れて行ってくれます。ロンドンバスにも匹敵する、個性豊かなデザインのこのバスが、二子玉の町の真ん中に突然現れるというだけでも微笑ましいのですが、このバスがあっという間に別世界へ連れて行ってくれるのだから、まるっきりファンタジーですよね。

山河の湯は、外から見るとどこまで行っても外壁が続くとてつもなく細長い建物ですが、中に入ると数々の屋内風呂に加えて、水着着用で入れる男女共用の巨大ヒーリングスパや、二子玉の街並みや富士山などの眺望が望めるスパテラスなど、広大に広がる屋外エリアが内包されています。詳しくは、こちらの「イラストで見る瀬田温泉」を見ていただけると分かりやすいでしょうか・・?

特に驚きだったのは、25mプールほどの大きさもある、とにかく巨大なヒーリングスパです。ここへたどり着いたのが夜だったこともあって、スパの中央にそびえる大きな木がイルミネーションでライトアップされた姿は、まるで妖精たちが集う森の泉に迷い込んだような錯覚を覚えました。スパの周囲もたくさんの樹々に囲まれているので、都会の喧騒を忘れられること請け合いです。

ヒーリングスパから、展望台にあるスパテラスまで移動するには、結構長い距離デッキの通り道をはだしで駆け抜けていかなければならないのですが、その途中にひっそりとイタリアン・レストランの看板があったりして、思わず「注文の多い料理店」のワンシーンを思い出してしまいました。最初に送迎バスを見たときに銀河鉄道を連想した私の目は正しかったのでしょうか?「山河の湯」は徹頭徹尾、宮沢賢治のお話に出てくるような不思議ワールドに包まれた、都会の中の桃源郷のような場所だったのです・・。

それにしても、水着一丁で入ってくるはずの屋外エリアで、どうやってレストランのお代を払ったり、自動販売機でジュースを買ったりするのか最後までよく分からずじまいでした。スパで温泉につかりながら週刊誌を読んでる常連客らしい人の姿もあったし、まだまだ「山河の湯」マニアへの道は遠そうですね。

瀬田温泉「山河の湯」


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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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