わたせせいぞうの世界展

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diary060116.jpg東京の大丸で開催中の「わたせせいぞうの世界展~How Romantic」を観に行ってきました。新作絵本「Heart Cocktail eleven」の原画を中心に、わたせさんの新旧の作品を扱い、イラストと造花の融合、ステンドグラス作家とのコラボレーションなどもあり、見応えたっぷりの内容でした。以前、成城学園前にある専属のギャラリー「アップルファーム」をふらりと訪れたときには割と閑散とした印象を受けたものですが、今回の個展はまさに大盛況で世代も性別も様々なファンがぎっしり詰め掛けていました。昨日はちょうどサイン会も催していたのですが、朝一番に整理券をゲットしなければとても無理だったようです・・。それでも、間近でわたせさんご本人の姿を見ることができたのは貴重な体験でした。まるで、わたせさん自身の作品にヒョッコリ出てきそうな、とても品のいいサワヤカな方でした。

今回出版された「Heart Cocktail eleven」は、『大人のための絵本』を銘打った意欲作。わたせさんの処女作「ハートカクテル」と同じタイトルを持っているだけに、『都会のラブストーリー』という本家本流の原点に立ち返った待望の作品でもあります。四季折々の草花、雲、光・・といった美しい自然描写を交えながら、恋人たちの出逢いとすれ違いを描いていくストーリーは、原画の一枚一枚を見ているだけで、今にも動き出しそうなぐらいドラマチックです。

展覧会に寄せたコメントで、わたせさん自身が書いているように、彼のイラストレーションは本当に「ストーリーありき」なんですね・・。一枚一枚の絵の裏側に緻密なストーリーを込めて描いているから、コミックであれ、雑誌やカレンダーの挿絵であれ、生き生きとした躍動感が感じられるんだと思います。東京の街の真ん中でちょっとひと息、そんな生命力溢れる物語世界を体感してみてはいかがでしょうか?今回は初期の「ハートカクテル」と最新作との原画の比較もできるので、昔からのファンの方にもオススメです。

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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