ファム・ファタール

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dvd_femmefatale.jpg明日の夜9時からテレビ朝日でブライアン・デ・パルマ監督の最新作「ファム・ファタール」が放送されます。映像の魔術師の異名を持つ巨匠デ・パルマ監督は、独特のカメラワークや撮影手法でときにマニア好みの映像芸術を創り出すことでも有名ですが、この映画でもその手腕は健在・・。冒頭で1千万ドルの宝石が散りばめられた「蛇のビスチェ」を強奪するシーンでの、ボレロの伴奏に合わせた酔いしれるようなシーン展開からして、存分に楽しませてくれます。ところが、この映画でデ・パルマ監督が目指しているのは、そんな映像美以上に旺盛な遊び心を発揮した「運命の女」の描きなおし。古くから描かれてきた、運命に翻弄される妖しくも悲しい女性像ではなく、自ら運命を切り開く新しい時代のファム・ファタール(=運命の女)を提示することだったのです。

そのため、全編に渡って大胆に張られたトリックは、観る者全てを欺く大どんでん返しが含まれているので、注意が必要です。めくるめくサスペンスの果てに待ち受けるラストシーンは、実に晴れやかな爽快感に溢れているので、ぜひ最後までフタを開けずにご覧ください。パズルのピースが埋まった瞬間のように「あっ」と言わせられること請け合いです。ヒッチコックへのオマージュが多いデ・パルマ監督ですが、今だにこれだけの実験精神を持ち合わせていたとは、心強いばかりですね・・。(その分、観る人を選ぶ映画だとは思いますが)

主演のレベッカ・ローミン=ステイモスのキリリと現代的な顔立ちも美しいし、相手役のアントニオ・バンデラスが持ち前のキュートなキャラクターを発揮しているのも楽しい見どころです。『お風呂のシーン』と『自動車』『キーホルダー』、それだけは注意して観てみてください・・。

映画「ファム・ファタール」を録画予約する(iEPG対応)
12/11(水)21:00~22:54放送

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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