24を観てみて

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先週からフジテレビの深夜で放送が始まった「24 TWENTY FOUR」を観てみました。なにしろ全24話もあるので、最初だけ観てみて面白くなければそこで見限ってやめておこうと思っていたのですが、第1話目から意表を付くラストでひっぱられてしまい、結構ハマりつつあります。今のところ第1話~第6話まで見終わりました。24時間の出来事をテレビを観ている観客と同じ24時間分の時間軸で描いた、ということで注目されているこのドラマですが、思ったよりきちんとカット割りして作ってるし、たまに出てくる「画面分割」による演出もそこまで狙って使っているわけではないので、リアルタイム性の新鮮味というよりは、単純に続きものの面白いドラマがこのところなかったから受けてるんじゃないかな?と思いました。毎回続きが気になるツボを押さえた終わり方をするので、ついついやめられなくなってしまうんですね・・。大昔にやっていた「V(ビジター)」「ツインピークス」と同じ感覚です。

テロ対策の特殊捜査官である主人公がタイムリミット24時間の追い詰められた状況下で、(ほぼ)一人奔走しながら不眠不休で事件解決のために戦いつづける、その間ひっきりなしに携帯であちこちに連絡しながら遠隔で仲間のサポートを受けつづける・・。この設定はよくよく考えると「ダイハード」にそっくりですね。(厳密にいうとダイハード3に一番似ています)つまり、お話の構造自体はダイハードやパトリオット・ゲームと同じで特別目新しいものではないのですが、映画では2時間分の制約がある分、連続ドラマにしてしまえばもっと色々盛り込んでもっと違った「ダイハード」を描くことができる。そこに9.11以降の攻守それぞれの新しい対「テロ」技術の描写が加わった。それがこのドラマの醍醐味なのではないでしょうか?主人公が捜査官としての職務と、家庭を守る父親の役目との間で板ばさみに苦しむところもダイハードと同じ見どころだと思います。
第1話のラストシーンで早速簡単な「引っかけ」に騙されてしまったのですが、主人公たちが「海外から来るスナイパーがもうこっちに向かっているかも・・」と話していた直後に、飛行機に乗っている男がアップで映ったので、てっきりこの男が殺し屋かと思い込んでしまったのですが、実はその隣に座っていたチャラチャラした女の人こそがテロリストで、あっという間に任務を遂行して飛行機を爆破してしまうのでした。でも、これは順を追ってちゃんと話を聞いていれば、そうじゃないことが分かるようになっていたので、「映像的」に観客を騙す意図だったのか、私がバカなだけなのかよく分かりませんが・・。
とにかくこういう「騙し」や「どんでん返し」が満載なドラマなので、あまり軽軽しく話のあらすじなど書けない感じなのですが(自分も観てない部分のあらすじは読めません)、とりあえずパート1は全話録画して観てみようと思います。

※それにしても第1話の冒頭で出てきたクアラルンプールの描写が、いかにも雑多で汚らしいアジアの市場、というステレオタイプなイメージだったのでビックリしました。今は綺麗で進んだ都市なので、こんな感じではなかったと思うのですが、西洋人から見たアジア像ってやっぱり数十年前から変わってないんでしょうか?なんか街全体にもやがかかってるんですけど・・。
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