右脳で考えるBlog論(2)―トラックバックは誰のため?

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トラックバックとはもともと、Blogのエントリー(記事)の中で他の人のエントリーを引用したり、URLを掲載した場合に、相手先のエントリーに対して行うものです。そこには「あなたの記事を参照させてもらいましたよ」とか「あなたの記事にリンクさせてもらいましたよ」という挨拶の意味やリスペクトの意味があると思います。だからといって、私がトラックバックするときには、トラックバック先の相手のことだけを考えているわけではありません。そこには、いつかこの足跡を目にするであろう「誰か」に向けた、時間を越えたメッセージという意味合いがあります。なぜかと言うと、私自身がかつて何か「知りたい情報」を求めてGoogleを検索していたときに、誰かが残したトラックバックという「足がかり」が非常に頼りになったからです。

GoogleはPAGE RANKという優れた仕組みを持っていて有益な情報を選別してくれるのですが、その検索結果はあくまでも「一元的」なものなので、キーワードに基づいた最初の探索の方向性自体が間違っていた場合には、いまいち役に立ちません。そこに「この情報も似た内容だと思うのでリンクしておきます」という人間の意志を介在させることで、グンと探しやすくなります。いくつもトラックバックが残されている中から、「自分が欲しい情報は、どちらかというとこっちだな」という具合に探索の方向を軌道修正をすることができます。
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つまり、今まではバラバラにちらばってしまって見つけにくかったWEBページたちが、Googleというエンジンを通して見たときだにだけ、スッと一本の道筋として浮かび上がってくる。それがトラックバックの織りなす軌跡なのです。暗闇の中に現れる一筋の光と言ってもいいでしょう。
こうやって気持ちいいぐらいにGoogleとBlogが連動してしまったのは、ある意味偶然の産物だったのかもしれませんが、とにかくGoogleが突破口となってトラックバックがその後の道筋を与える、という感じでお互いの特性がガッチリ組み合わさって、WEBの世界が格段に探索しやすくなりました。その世界をより探索しやすくしていくのは、一人一人が有益なトラックバックを残し続けること。この行為は、ユーザーみんなが検索システムのメタデータを提供し続けることにも似ていて、みんなの自助努力によって住みよい世界を形づくることになるのです。
だからあなたも、いつかそこに辿り着く「誰か」に思いを馳せながらトラックバックしてみませんか?例えそれが遺跡に刻まれた碑文のように古びてしまったとしても、いつか誰かが読んでくれるに違いありません。

MORAHAZA*BLOGのshenaさんが「トラックバック24時間無料宣言」というのをされていますが、私も全面的に賛成です。そもそも勝手にリンクが貼られてしまうことに躊躇したりするのは、Blogの前身である「ホームページ」時代の名残に過ぎないと思ってます。人が一生のうちに打てるトラックバックの数なんて限られているんだから、どんどん積極的に打ってしまっていいと思います。

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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