「ねん仏」プロジェクト

| コメント(0)

nenbutsu1.jpg
ちょっと前からやろうと計画していたのですが、「ねん仏」プロジェクトというものを始動しました。「ねん仏」とは粘土で作った仏像のことで、手と手を合わせたポーズから分かるように、ひとつひとつに小さな「祈り」とか「念」が込められています。これを人にあげたり、お地蔵さまのように道端に置いたりして、小さな祈りを広めていこう、という基本的には平和目的の個人プロジェクトです。

一番近いモデルとしては、よく民家の軒先などに掛けられている「世界人類が平和でありますように」というプレートをイメージしてください。あれは、五井平和財団という団体が活動の一環として取り付けているそうなのですが、とくに団体の主張や勧誘をするわけではなく、たださりげないメッセージをプレートにして貼り付けていく。そして、いつの間にか誰もが目にする当たり前の風景として溶け込んでしまったのです。結果として、誰がやったのかは知らなくても、その「言葉」だけは多くの人の記憶の中に残り続けます。

「ねん仏」もそれと同じで、粘土それ自体には、ただ身の周りの人がほんの少し平和な気持ちになればいいな、とか、これをあげた相手がほんの少しでも幸せな気持ちになればいいな、という小さな思いが込められているだけなのですが、これが繰り返され数が増えていくことでやがて普遍的な価値につながるのではないか?そんなコンセプトで作っています。

今回作ったのは試作版・第1号で、もう少し大きく作れば細部の造形にもこだわれたのですが、「人間一個分の祈りのサイズ」というものをイメージしたら、なんとなくこの大きさになりました。粘土には東急ハンズで買ってきた「ウッディねんど」というのを使っていて、焼かなくても陶器のように味のある風合いに仕上がるうえ、土と木でできているので人畜無害です。最終的には、このねん仏の中に植物の種を入れて、土に帰った後にはそこからきれいな花が咲く、といったようなものも考えています。軌道に乗ったら、ネット経由での配布・販売なども考えているので気長に続報をお待ちください。

コメントする

このサイトについて

多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

最近のコメント

バックナンバー