グレートマジョリタンの巻・第1回

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hyoutan040103-1.jpg「国民の世論はどっち?」
先週放送分のひょうたん島レビューです。詳しいあらすじや人物紹介については、NHKホームページや、ひょうたん島ガイドブックを参照してください。 今回からは、前回の「アラビアンナイトの巻」に代わって「グレートマジョリタンの巻」シリーズの開始です。劇中の時間の流れでいうとアラビアンナイトの巻から過去に遡っていることに注意してください。時間順に並び替えると、「海賊の巻」→「魔女リカの巻」(DVDのみ収録)→「グレートマジョリタンの巻」→「アラビアンナイトの巻」という順番になるそうです。 今回の「グレートマジョリタンの巻」とその前の「マジョリカの巻」でタイトルに使われている「マジョリタン」とか「マジョリカ」という言葉についてですが、これは「魔女」という言葉にかけているのは当然として、もう一つ「マジョリティ=民主主義における多数派」という意味が込められているような気がします。ひょうたん島の底流には常に「民主主義」というテーマが流れているのですが、今回のお話ではどこまで具体的に「マジョリティ」という問題とからんでくるのでしょうか?

さて、「海賊の巻」では、当初一方的にひょうたん島を占領しようとやって来た海賊4人組が、度重なる戦いと交渉の末、ひょうたん島に隠された海賊キッドの宝と引き替えに島の領有権はあきらめてやる、という調停を結びます。ところが、その宝というのが冷凍睡眠された海賊キッドのー人息子だったために、その育児やら教育やらで結局ひょうたん島のお世話になる羽目になってしまったのでした。
そんなこんなで、なんとなく島に居座ることになった海賊4人組は、憎めないキャラクターですっかりひょうたん島の「準レギュラー」とも言える存在になるのですが、完全に「良い子」になったという訳でもなくて、常に敵でも味方でもない「グレー」な存在として描かれています。かつての闘争に敗北した「マイノリティ」勢力として、常に現「ガバチョ政権」に対してどこか不満を抱いていて、その火種はことあるごとに問題として勃発します。(「魔女リカの巻」参照)多民族国家を治めるのは一筋縄ではいかない、という事ですね。
今回も、ガバチョが改めて海賊たちを島に置くべきか否か「国民投票」で決めよう、と皆に持ちかけます。ガバチョ本人はあからさまに、あんな野蛮な海賊には出て行って欲しい、と扇動的な言いぐさなのですが、統粋な子供たちなどは、(政略のためとはいえ)海賊大学でいろいろ教えてくれたりお世話になったから、と同情的です。そこへ国民投票の事を知った海賊4人組がイメージアップのために精力的にボランティア活動に励んだこともあって投票結果は5対5の同数票となります。
最後の有権者となった、いたずら好きのキッド坊やは「どっちに投票したら大騒ぎになるかな?」と考えて、海賊を追い出す方に投票しておきながら、同時に海賊たちに「海賊だったら選挙の結果なんかにビクビクせずに自分で道を切り開け」とけしかけます。すっかり海賊魂に目覚めてしまったガラクータたち4人組は実力での権利獲得を開始し、「やつらが最も必要とするものを押えればいい」と、ひょうたん島の水源地であるひょうたん川の源流をせき止めてしまい、ひょうたん島住民に宣戦布告するのでした。
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ところで、今回みんなの朝食シーンで、いつの間にか海賊たちの船がテケの経営する「船上レストラン」に様変わりしていましたね。(よく見ると海賊旗の骸骨のマークがフォークになっています)小学生のうちから得意分野を商売に生かしてるなんて心強い限りですが、サンデー先生はいつも「勉強なさい」とうるさく言ってるわりに、生徒たちのアルバイトについては全然OKなんでしょうか??

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多摩川のほとりでのんびり暮らす3人家族の日常と果てなき好奇心を綴ったブログです。

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